(読み)カン

デジタル大辞泉 「喊」の意味・読み・例文・類語

かん【喊】[漢字項目]

[音]カン(呉)(漢) [訓]さけぶ
大声をあげる。さけぶ。「喊声吶喊とっかん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「喊」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] カン
[字訓] こえ・ときのこえ

[字形] 形声
声符は咸(かん)。〔法言、問神〕に「狄(てきが)(易、よく味を知る人)能く喊(ととの)ふ」とあって、それが字の初義であろうが、〔方言十三〕に「聲なり」とあり、大声を発し、一時に叫ぶときなどに用いる。

[訓義]
1. 味をととのえる、味を和らげる、ものをすすりこむ音。
2. こえ、勇みたつ声、怒る声。
3. しかる。

[古辞書の訓]
名義抄〕喊 イカル・イサフ

[熟語]
喊呀喊叫喊控喊告・喊声喊問喊稟喊話
[下接語]
衆喊斉喊大喊吶喊

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android