喜多川俵二 きたがわ-ひょうじ
1936- 昭和後期-平成時代の染織工芸家。
昭和11年3月9日生まれ。生地京都の洛北高を卒業後,父喜多川平朗(へいろう)に有職(ゆうそく)織物,唐織などの制作技法をまなび,皇室御用織物の制作や正倉院宝物の復元などにたずさわる。昭和63年父の死去により西陣織の老舗(しにせ)俵屋18代となる。平成5年皇太子の束帯「縠黄丹御袍(こくおうにのごほう)」を制作。11年有職織物で人間国宝。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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