喜多川俵二(読み)きたがわ ひょうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多川俵二」の解説

喜多川俵二 きたがわ-ひょうじ

1936- 昭和後期-平成時代の染織工芸家。
昭和11年3月9日生まれ。生地京都の洛北高を卒業後,父喜多川平朗(へいろう)に有職(ゆうそく)織物,唐織などの制作技法をまなび,皇室御用織物の制作や正倉院宝物復元などにたずさわる。昭和63年父の死去により西陣織老舗(しにせ)俵屋18代となる。平成5年皇太子の束帯「縠黄丹御袍(こくおうにのごほう)」を制作。11年有職織物人間国宝

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む