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有職織物 ゆうそくおりもの

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百科事典マイペディアの解説

有職織物【ゆうそくおりもの】

朝廷をはじめ公家の間で用いられる装束,調度などの織物類。大陸から伝来した織物が平安時代を通じて公家風に洗練されたもので,種類としては綾,浮織物,二倍(ふたえ)織物,錦,羅,【こめ】,紗(しゃ)などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆうそくおりもの【有職織物】

公家階級で製作され用いられた織物。本来,有職とは有識であって,公家と呼ばれるようになった平安時代以来の貴族の間で,〈学識豊かな〉とか〈教養高い〉という意味に使われた語である。しかし,鎌倉時代以後,〈有職〉は,過去のものとなった律令制を理念とし,洗練化し様式化した公家文化の保持に努めて,儀式,年中行事,官職,位階,殿舎,調度,輿車,服装,食事,遊宴などの知識または研究を指すこととなり,さらに公家の規範,法式という意味にまで広げられ,〈識〉の字も〈職〉に変わった。

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