営農団地(読み)えいのうだんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「営農団地」の意味・わかりやすい解説

営農団地
えいのうだんち

1957年系統農協音頭取りによって始められたもので,農業協同組合の機能を有機的に働かせ,作目ごとに集団産地を造成することをいう。この発想は,生産性の向上と規模拡大によって農業所得を上昇させるには農業構造改善事業よりも営農団地づくりのほうが有効であること,産地化によって農業生産体制が大手企業の系列化に入ることを防ぎ,農外資本との特約化を排除できるという諸点から出ている。その具体策は,系統農協が作目別に農家を組織し,農業生産の集団化を指導し,加工流通を統一することにある。

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