嘉名(読み)かめい

普及版 字通 「嘉名」の読み・字形・画数・意味

【嘉名】かめい

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の嘉名の言及

【地名】より

…また伊予道後温湯碑文(596)には〈葛城〉の人名(旧地名)があり,すでに6世紀には意義に対応する2字表記を理想(瑞祥思想)としたことがわかる。713年5月,元明天皇は〈畿内七道諸国の郡郷は好字を用いよ〉と詔し,《延喜式》民部式には〈凡そ諸国の郷里の名は二字とし,必ず嘉名を取れ〉とあり,官命によって地名は中国的な嘉名・好字・2字に選定することになった(額田部を額部,春日部を春部)。また飛鳥をアスカ,春日をカスガとする義訓地名や,磐余(いわれ),磐村を石寸,杖部を丈部とする省画地名などもみられた。…

※「嘉名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」