美名(読み)びめい

精選版 日本国語大辞典「美名」の解説

び‐めい【美名】

〘名〙
しい名。よい名前。美称
※侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉椎の葉「学者はこの椎の葉にさまざまの美名を与へるであらう」
② すぐれた名声。よい評判。令名。名誉。美称。
※謡曲・昭君(1435頃)「美名を現はす息女あり」 〔国語‐楚語上〕
③ 立派な名目。体裁のよい口実
※帰去来(1901)〈国木田独歩〉一〇「『国利民福のため』『人類のため』〈略〉凡て此種の美名(ビメイ)を以て」 〔戦国策‐東周策・恵公〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「美名」の解説

び‐めい【美名】

美しい名前。よい名。
よい評判。名声。「美名を後世に残す」
世間に聞こえのよい名目。「福祉活動の美名のもとに私腹を肥やす」
[類語](2名声名聞盛名英名令名栄冠栄光栄誉光栄名誉誉れ光輝栄名声誉勇名雷名威名佳名驍名高名嬌名好評有名著名名うて/(3名目口実隠れみの表向き表看板綺麗事大義大義名分錦の御旗仮託かこつける託するよそえる盾に取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

物言う株主

上場企業の経営に自らの考えを表明して積極的に関わる株主。株主総会で独自の議案を提出したり、役員などを送り込んだりして経営改革を迫ることもある。アクティビスト。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android