嘉恵(読み)かけい

精選版 日本国語大辞典 「嘉恵」の意味・読み・例文・類語

か‐けい【嘉恵】

  1. 〘 名詞 〙 よいとほめ、恵みを与えること。めで愛すること。または、めぐみ。
    1. [初出の実例]「素意一封。重以嘉恵。歓惕集懐」(出典本朝文粋(1060頃)七・為右丞相贈呉越公書〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公七年〕

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普及版 字通 「嘉恵」の読み・字形・画数・意味

【嘉恵】かけい

恩恵。漢・賈誼屈原を弔ふ文〕恭(うやうや)しく嘉惠を承けて、罪を長沙に俟(ま)つ。仄(ほの)かに聞く、屈原自ら羅(べきら)に沈めりと。

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