嘗薬(読み)しょうやく

精選版 日本国語大辞典 「嘗薬」の意味・読み・例文・類語

しょう‐やくシャウ‥【嘗薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「礼記‐曲礼下」の「君有疾飲薬、臣先嘗之、親有疾飲薬、子先嘗之」による ) 病人、とくに君主や親が病気のとき、薬をのませる前、まずなめてみること。毒味をすること。
  3. 薬をのむこと。
    1. [初出の実例]「見らるる通りの荒男、産かかってから跡のしゃうやく。どふして能いやら」(出典:浄瑠璃・姫小松子日の遊(1757)三)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐呉湊伝〕

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普及版 字通 「嘗薬」の読み・字形・画数・意味

【嘗薬】しようやく

毒見

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