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器官培養 きかんばいよう

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大辞林 第三版の解説

きかんばいよう【器官培養】

生物の器官や組織片を無菌的に分離し、液体または寒天培地を用いて培養すること。園芸植物の繁殖などに応用される。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

器官培養
きかんばいよう

動植物体の一部を、できるだけ立体的構造と機能を保った状態で培養する方法。器官型培養ともいう。動物の器官培養法としては、血漿(けっしょう)、血清、ニワトリ胚(はい)抽出液などを含む生理溶液(培養液)を用いることが多く、培養液を寒天に溶かしてその上に器官を置いたり、培養液の上に多孔質の薄膜を浮かしてその上に器官を置く方法が多く用いられる。一方、植物材料の場合はココナッツミルク(ココヤシの実の胚乳)や酵母の抽出液を加えるのが普通である。植物では組織培養されたものもしばしば器官や個体を形成するので、器官培養と区別しにくいことが多い。動植物とも、器官培養法によって、器官を構成する諸組織や細胞の相互作用、分化、増殖、癌(がん)化の問題などが研究されている。[八杉貞雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の器官培養の言及

【培養】より

…これらの各種イオン,栄養,pHなどの化学的環境因子のほかに,温度,光,酸素分圧,二酸化炭素分圧,支持体などの物理的環境因子も,培養に重要な条件である。 動物の生体外培養は,組織培養,器官培養,細胞培養の3種類に大別される。組織培養tissue cultureは,組織の小片を培養液の入った容器内で増殖させたり,その正常な機能を続けさせるようにくふうされた最も古い培養法である。…

※「器官培養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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