囃子座(読み)ハヤシザ

デジタル大辞泉 「囃子座」の意味・読み・例文・類語

はやし‐ざ【×囃子座】

能舞台で、後座あとざ手前の、本舞台にいちばん近い部分。囃子方が位置して演奏する所。

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精選版 日本国語大辞典 「囃子座」の意味・読み・例文・類語

はやし‐ざ【囃子座】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 能舞台の一部の名。能舞台の後座(あとざ)のうち、舞台の主部に接する所で、囃子方が位置し、演奏する場所。向かって右から笛座・小鼓座・大鼓座・太鼓座の称がある。
    1. [初出の実例]「枕は囃子座に向けた」(出典:薪能(1964)〈立原正秋〉一三)
  3. 歌舞伎で囃子方の座席。舞台の本花道際の一隅に、黒板で囲んだ一構え。下座(げざ)黒御簾(くろみす)

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