四大師(読み)シダイシ

デジタル大辞泉 「四大師」の意味・読み・例文・類語

し‐だいし【四大師】

四人大師伝教でんぎょう大師(最澄)・弘法こうぼう大師(空海)・慈覚じかく大師(円仁)・智証ちしょう大師(円珍)。
天台宗の四人の大師。伝教大師慈覚大師智証大師慈慧じえ大師(良源)。

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精選版 日本国語大辞典 「四大師」の意味・読み・例文・類語

し‐だいし【四大師】

  1. [ 一 ] 伝教大師(最澄)・弘法大師(空海)・慈覚大師(円仁)・智証大師(円珍)の総称
    1. [初出の実例]「我朝にとりても弘法・伝教・慈覚・智証の四大師をはじめ奉りて、菩薩和尚号を蒙らるる類」(出典:十訓抄(1252)一〇)
  2. [ 二 ] 特に、天台宗の四人の大師をいう。伝教大師(最澄)・慈覚大師(円仁)・智証大師(円珍)・慈慧大師(良源)の総称。

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とっさの日本語便利帳 「四大師」の解説

四大師

▽(1)伝教大師(最澄)、弘法大師(空海)、慈覚大師(円仁)、智証大師(円珍) (2)伝教大師、弘法大師、智証大師、慈慧大師(良源)

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