四天合行の法(読み)してんごうぎょうのほう

精選版 日本国語大辞典 「四天合行の法」の意味・読み・例文・類語

してん【四天】 合行(ごうぎょう)の法(ほう)

  1. 仏語密教で、災厄をはらい、福徳を招くために四天王本尊とし、同一の壇で行なう修法。多く軍陣の祈願に行なわれた。四天王の法。四天王合行法
    1. [初出の実例]「諸卿僉議有りて、俄かに鉄の四天を鋳奉りて、比叡山に安置し、四天合行(してんがふギャウ)の法を行はせらる」(出典太平記(14C後)一六)

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