四季花鳥図(読み)シキカチョウズ

デジタル大辞泉 「四季花鳥図」の意味・読み・例文・類語

しきかちょうず〔シキクワテウヅ〕【四季花鳥図】

室町時代画家狩野元信の作品。
京都大徳寺の子院である大仙院方丈檀那だんなの間を飾っていた紙本著色による襖絵。現在は8幅の掛軸となっている。墨で描いた花鳥図の鳥や花弁の部分だけを岩絵具で着色したもの。国指定重要文化財
紙本金地著色による六曲一双の屏風中国絵画技法大和絵画法を組み合わせた作品で、狩野元信が74歳の時の作品とされる。奈良興福寺に伝来し、現在は兵庫県の白鶴美術館が所蔵。国指定重要文化財。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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