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大仙院 だいせんいん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大仙院
だいせんいん

京都市北区にある大徳寺の塔頭 (たっちゅう) 。永正6 (1509) 年に古岳宗亘 (そうこう) が創建。国宝指定の室町建築の本堂は,古い形式の塔頭方丈で6室に分れ,南東に玄関をもつ。方丈の東側に築かれた庭は,約 100m2の小面積に,岩石と樹木を巧みに配置した枯山水 (かれさんすい) の代表的な作例として有名で,岩と白砂で山奥に湧出した水が川となって流れていく景が造り出されている。

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デジタル大辞泉の解説

だいせん‐いん〔‐ヰン〕【大仙院】

京都市北区にある大徳寺塔頭(たっちゅう)。永正6年(1509)古岳宗亘(こがくそうこう)により開山。本堂と大灯国師の墨跡は国宝。同10年ごろつくられた方丈の庭園は、枯山水の石庭で有名。

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百科事典マイペディアの解説

大仙院【だいせんいん】

京都大徳寺の塔頭の一つで,1509年古嶽宗亘(そうこう)の開基。本堂は1613年建築,南に広縁を設け,南東に玄関をつけた近世塔頭方丈の基本形だが,床,棚,書院がなく古い形式。
→関連項目狩野元信耕織図相阿弥

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世界大百科事典 第2版の解説

だいせんいん【大仙院】

京都市北区にある臨済宗大徳寺の塔頭。1509年(永正6)古岳宗亘(こがくそうこう)の開山。大徳寺北派の本庵。本堂(1513,国宝)は南東に玄関が突出し,南に広縁をもち,内部は6室に分かれた典型的な塔頭方丈で,山内に現存する諸例のなかで最も古い。その北東隅の書院の間から眺められる枯山水の庭園は竜安寺の石庭とともに著名で,史跡,特別名勝指定。本堂北の書院(1614)は沢庵の造立で重要文化財。国宝〈大灯国師墨蹟〉(1330)のほか,もと本堂の襖絵として使用されていた《瀟湘八相図》(室中),《花鳥図》(上間),《四季耕作図》(下間)や,相阿弥筆《瀟湘八景図》および〈牡丹孔雀模様堆朱盆〉は重要文化財である。

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大辞林 第三版の解説

だいせんいん【大仙院】

京都大徳寺の塔頭たつちゆうの一。永正年間(1504~1521)に古岳宗亘そうこうを開基として創建。宗亘作の書院庭園は典型的な枯山水として有名。

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世界大百科事典内の大仙院の言及

【狩野元信】より

…また元信は数人の弟子とともに工房を組織することで大量の注文に応じていった。障壁画の場合は工房による共同制作が有効なものであって,石山本願寺の記録には子の松栄をはじめとする数人の名が見いだせ,大徳寺大仙院や妙心寺霊雲院の障壁画は,元信以外に弟の之信など数人が参加していると考えられている。中国画を手本として描いた筆様というそれまでの方法に対して,狩野派独自のスタイルである真・行・草の画体を作り上げたことも重要で,これによって大量の障壁画に共同してあたれるようになった。…

【大徳寺】より

… 山内には24院の塔頭が伽藍の南,北,西に分布する。庫裏の北にある大仙院の本堂(1513,国宝)は山内塔頭のうち最古で,大灯国師墨蹟(1330,国宝)などを蔵する。真珠庵には曾我蛇足筆といわれる《山水図》《花鳥図》(ともに室町時代,重要文化財)が,聚光(じゆこう)院には狩野永徳筆とされる《花鳥図》などの方丈障壁画(国宝)がある。…

【庭園】より

…岩石を二つ三つ組んで山あるいは滝を表し,砂で川や海を象徴しようとした。代表的な実例が,大徳寺塔頭大仙院の書院の庭である。また,これ以上省略できないというところまで材料を単純化した竜安(りようあん)寺の庭(図4)のような傑作までつくられた。…

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