四明の教法(読み)シメイノキョウホウ

デジタル大辞泉 「四明の教法」の意味・読み・例文・類語

しめい‐の‐きょうほう〔‐ケウホフ〕【四明の教法】

中国四明山知礼天台の教えを広めたところから》天台宗の教え。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四明の教法」の意味・読み・例文・類語

しめい【四明】 の 教法(きょうぼう)

  1. 中国の天台宗の一派四明天台教学山家(さんげ)派が正統とされるに至ったところから、天台宗の教学をもさす。四明の教え。四明。
    1. [初出の実例]「大師は当山によぢのぼって四明の教法を此所にひろめ給しよりこのかた」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android