四王寺山(読み)しおうじやま

日本歴史地名大系 「四王寺山」の解説

四王寺山
しおうじやま

太宰府市・大野城市・糟屋(かすや)郡宇美(うみ)町にまたがる一帯の山の呼称。古くは大野(おおの)山・大城(おおき)山ともよばれた。「万葉集」巻八には「大伴坂上郎女の筑紫の大城の山を思ふ歌一首」として「今もかも大城の山に霍公鳥鳴き響むらむわれ無けれども」の歌が載り、同書巻一〇の「いちしろく時雨の雨は降らなくに大城の山は色づきにけり」の歌の注には「大城の山と謂へるは、筑前国御笠郡の大野山の頂にあり、号を大城と曰へるものなり」とある。宝亀五年(七七四)の四天王像奉祀(類聚三代格)ののちに、四王寺山と称されるようになったのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む