デジタル大辞泉 「四立」の意味・読み・例文・類語 よつ‐だて【四立】 矢羽根の矧はぎ方の一。矢羽根を矢柄の四方につけること。狩股矢かりまたやなどに用いる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「四立」の意味・読み・例文・類語 よつ‐だて【四立】 〘 名詞 〙 矢羽の数による矧(は)ぎ方の一種。幅の広い鷲などの大羽を茎から割いて左右に、幅の狭い山鳥などの小羽を前後に添えて、回転せずに飛ぶようにした矢羽の矧ぎ方。雁股(かりまた)や扁平な平根(ひらね)の鏃(やじり)に用いる。四立羽(よたてば)。[初出の実例]「山鳥のはをあはせぎに、こふの霜ぶりをまぜて、もと四(ヨツ)だてにぞはぎたりける」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例