四部の衆(読み)しぶのしゅ

精選版 日本国語大辞典 「四部の衆」の意味・読み・例文・類語

しぶ【四部】 の 衆(しゅ)

  1. 仏語。仏の四種弟子。すなわち、出家男女である比丘(びく)比丘尼(びくに)と、在家信者の男女である優婆塞(うばそく)優婆夷(うばい)四衆(ししゅ)四部。しぶしゅ。四部の弟子。
    1. [初出の実例]「第二明四部衆聴法衆。第三明天龍神」(出典法華義疏(7C前)四)
    2. [その他の文献]〔最勝王経‐六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android