電圧、電流および抵抗などを切り替えスイッチを使って単体で簡便に測定する計器。テスター(サーキットテスターcircuit testerの略称)ともいう。電圧は1000ボルト程度まで、電流は200ミリアンペア程度まで測定でき、電圧、電流とも測定範囲を3~4程度に分けたものが一般的である。指針型のものは、指示計として動作電流の小さい可動コイル型電流計を使い、これと半導体整流器、分流器、倍率器、電池などの補助回路とを組み合わせ、交流・直流の別、電圧・電流の別などいろいろな電気量を測定できるようになっている。デジタル型はデジタル技術を利用して、測定値を数字で示すようになっている。また交流の周波数や高調波成分などを簡便に測定できるものも用いられている。
[高尾利治]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
「テスター」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…回路計ともいう。保守,点検など電気回路の試験に用いられるもっとも簡便で,携帯可能な測定器。…
※「回路計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新