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分流器 ブンリュウキ

デジタル大辞泉の解説

ぶんりゅう‐き〔ブンリウ‐〕【分流器】

電流計の測定範囲を増すために、電流計と並列に接続される抵抗器

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶんりゅうき【分流器 shunt】

電流を測定するために回路に挿入する装置で,電流の一部をとり出して電流計に導く場合と電流を適切なインピーダンス電圧に変換する場合がある。インパルス大電流を測定する場合には回路になるべく小さい抵抗を挿入して抵抗に発生する電圧を測定するが,抵抗体にごく微小なインダクタンス分があっても誤差の原因になるので,同軸シャントと呼ばれる分流器が用いられる。マンガニン合金で作ったパイプ状の抵抗体を用いたものであるが,円筒表面を電流が一様に流れると内部に磁界が生じないという原理を用いている。

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大辞林 第三版の解説

ぶんりゅうき【分流器】

電流計の測定範囲を拡大したいとき、電流計に並列に接続する抵抗器。シャント。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分流器
ぶんりゅうき

電流計の測定範囲を拡大するために使われる抵抗器。電流計に並列に接続し、被測電流の一部を一定の比率で電流計に流すようにした器具。計器に内蔵されているものもあるが、電流が大きくなる場合は外部に独立させたものが多い。独立した分流器は電流端子と電圧端子とをもっている。内部抵抗Rオームの電流計の最大目盛りをm倍に拡大するための分流器の抵抗はR/(m-1)Ωである。大電流を流すものは発生するジュール熱も大きいので、500アンペアを超えるものは、油入式または水冷式などとする。材質は一般にマンガニン(マンガンとニッケルと銅の合金線)を用い、放熱と温度分布に十分な注意が払われている。交流用のものは、位相差による誤差を小さくするため、残留インダクタンスや導体抵抗の増す表皮効果などを無視できるほど少なくする必要がある。また、衝撃大電流用のものは同軸型あるいは折り返し型とし、上記の点についても、とくに注意が払われている。[高尾利治]

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