回鯉(読み)カイリ

精選版 日本国語大辞典 「回鯉」の意味・読み・例文・類語

かい‐りクヮイ‥【回鯉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国古楽府「飲馬長城窟」に「客従遠方来、遺我双鯉魚、呼児烹鯉魚、中有尺素書」とあるのによって、鯉を手紙の意に用いるようになったところから ) 返事の手紙。返書。回魚(かいぎょ)回李(かいり)回鱗。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「清水長左衛門尉殿回鯉」(出典:太閤記(1625)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む