図書館利用教育(読み)としょかんりようきょういく(英語表記)library use education

図書館情報学用語辞典 第5版 「図書館利用教育」の解説

図書館利用教育

図書館の利用者および潜在利用者の集団を対象に計画,実施される,組織的な教育的活動.文献利用指導図書館オリエンテーションなどを含む.図書館サービス,施設,設備資料などの活用にかかわる知識や技能修得を主な目的とするが,近年では,情報環境の変化などを背景に教育内容が拡大,多様化し,図書館を含むさまざまな情報(源)の効果的利用に必要な知識や技能(情報リテラシー)の修得を目指す種々の活動を包括する用語と解される.利用者教育など同義に使われる用語は多く,教育の代わりに指導,案内,ガイダンスといった言葉も使われる.なお,同じ用語であっても,館種の違いなどによって,その意味するところは必ずしも同一ではない.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android