国分新太郎(読み)こくぶ しんたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国分新太郎」の解説

国分新太郎 こくぶ-しんたろう

1845-1865 幕末武士
弘化(こうか)2年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。文久3年(1863)新徴組にはいり,江戸の警備にあたる。元治(げんじ)元年常陸穴戸(ししど)藩主松平頼徳(よりのり)にしたがって水戸におもむく途中,天狗(てんぐ)党の挙兵にくわわる。武田耕雲斎らと合流し京都へむかうが,加賀金沢藩に降伏し,元治2年2月4日敦賀で処刑された。21歳。名は信義

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android