国士(読み)コクシ

デジタル大辞泉 「国士」の意味・読み・例文・類語

こく‐し【国士】

国家のために身命をなげうって尽くす人物憂国の士。
その国で特にすぐれた人物。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国士」の意味・読み・例文・類語

こく‐し【国士】

  1. 〘 名詞 〙 一国の中ですぐれた人物。国家にとって有用な人物。また、自分の身をかえりみないで、国事に尽くす人。
    1. [初出の実例]「詔曰。至公無私。国士之常風」(出典:続日本紀‐養老五年(721)正月甲戌)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「国士」の読み・字形・画数・意味

【国士】こくし

一国中のすぐれた人物。〔漢書、李陵伝〕群臣皆陵を罪せんとす。上(しやう)以て太令司馬に問ふ。んに言ふ、陵~常に奮ひて身をみず、以て國家のに殉ぜんとす。~國士の風り~と。上(しやう)、を以て誣罔とし、腐刑に下す。

字通「国」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android