日本歴史地名大系 「国安天満神社」の解説 国安天満神社くにやすてんまじんじや 兵庫県:加古郡稲美町国安村国安天満神社[現在地名]稲美町国安国安の南端部、天満大(てんまおお)池北岸に位置する。祭神は菅原道真・市杵島姫命・大年神。旧郷社。正式名称は天満神社。近世には天神社とも称した。白雉四年(六五三)字東(ひがし)に王子権現の錫杖地蔵を勧請して創建されたという。寛平五年(八九三)社殿を現在地に移し、天満大池を神格化したと思われる池(いけ)大明神(大年大神)を主神とし、池の南西の六分一(ろくぶいち)字船引(ふなびき)を御旅所とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by