日本大百科全書(ニッポニカ) 「国家非常事態宣言」の意味・わかりやすい解説 国家非常事態宣言こっかひじょうじたいせんげん 戦争・内乱・特別の災害などに際し、社会の公安・秩序が危殆(きたい)に瀕(ひん)するときに発せられる宣言。日本では、1947年(昭和22)制定の旧警察法に、治安上非常事態が生じたとき、国家公安委員会の勧告に基づいて、内閣総理大臣が国家非常事態の布告を発するとされていた。現行法では緊急事態とよんでいる。[池田政章][参照項目] | 緊急事態 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例