デジタル大辞泉 「危殆」の意味・読み・例文・類語 き‐たい【危×殆】 [名・形動]あやういこと。非常にあぶないこと。また、そのさま。危険。「此娘を…こわれ物、―なる物として」〈鴎外・青年〉[類語]危険・危難・危機・危地・ピンチ・物騒・危ない・苦境・窮地・窮境・窮状・難局・羽目・虎口ここう・剣呑けんのん・険しい・不穏・際どい・やばい・きな臭い・呉越同舟・一触即発・風前のともしび・薄氷をふむ・風雲急を告げる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「危殆」の意味・読み・例文・類語 き‐たい【危殆】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あぶないこと。また、そのさま。危険。[初出の実例]「君を危殆のあだないめにあわする」(出典:寛永刊本三略抄(1615)上)「日々頽廃しつつあるやうな危殆(キタイ)極まる国家は」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)[その他の文献]〔韓非子‐解老〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「危殆」の読み・字形・画数・意味 【危殆】きたい 危うい。〔管子、立政九敗解〕夫(そ)れ黨に處り、賢不たず。則ち爭奪の亂りて、君殆の中に在り。字通「危」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報