日本歴史地名大系 「国府新宿村」の解説 国府新宿村こうしんしくむら 神奈川県:中郡大磯町国府新宿村[現在地名]大磯町国府新宿(こくふしんしく)・石神台(いしがみだい)一―三丁目・月京(がつきよう)西北部は古磯(ふるいそ)山を中心とする丘陵地、南は相模湾に面する。宇田(うだ)川(現葛川)が西から東へ流れる。東は国府本郷(こうほんごう)村、西は二宮村(現二宮町)に接する。中央を東西に東海道が横切り、東端を北へ伊勢原(いせばら)道が通る。正保国絵図に「国府新宿」とある。近世は初め幕府直轄領、文政一一年(一八二八)旗本堀領、天保一四年(一八四三)旗本堀領と小田原藩領の二給。大磯宿の定助郷を勤め、元禄七年(一六九四)の助郷高四二二石(「大磯宿助郷村高覚」県史九)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by