国立工芸館(読み)コクリツコウゲイカン

デジタル大辞泉 「国立工芸館」の意味・読み・例文・類語

こくりつ‐こうげいかん〔‐コウゲイクワン〕【国立工芸館】

石川県金沢市にある国立美術館正称東京国立近代美術館工芸館。同美術館の分館として昭和52年(1977)東京都千代田区に開館し、令和2年(2020)現在地に移転。主に、明治以降の国内外の工芸品所蔵・展示する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国立工芸館」の意味・わかりやすい解説

国立工芸館
こくりつこうげいかん
National Crafts Museum

日本で唯一工芸を専門とする国立美術館で、1977年(昭和52)、東京国立近代美術館の分館「工芸館」として東京都の北の丸公園内に開館した。2020年(令和2)10月、地方創生施策の一環として石川県金沢市に移転。日本海側に初めて開館した国立美術館となる。移転後は「国立工芸館」を通称として用いていたが、2021年4月からこれを正式名称とした。

[編集部 2021年12月14日]

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