日本歴史地名大系 「国道二七八号」の解説 国道二七八号こくどうにひやくななじゆうはちごう 北海道:渡島支庁国道二七八号函館市から森(もり)町までの亀田(かめだ)半島の海岸沿いを走る国道。実延長一一四・三キロ。恵山(えさん)国道の通称がある。函館駅前を起点に亀田半島の南海岸(津軽海峡沿い)を東に進み、戸井(とい)町を経て恵山町に入る。同町で進路を北東に変えて内陸部を進み、椴法華(とどほつけ)村で半島の北海岸(内浦湾沿い)に出る。そこからは向きを北西方に変えて内浦湾沿いを進み、南茅部(みなみかやべ)町・鹿部(しかべ)町・砂原(さわら)町を経て森町に至る。路線は第二次世界大戦前の準地方費道函館―椴法華線(五四・五五キロ)、椴法華―森港線(七五・一五二キロ)にあたり(北海道里程表)、戦後は道道函館―戸井―尾札部(おさつべ)線と同函館―臼尻(うすじり)―森港線の各一部となり(昭和三四年「北海道道路料程表」)、昭和四五年(一九七〇)国道に昇格。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by