亀田半島(読み)かめだはんとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

亀田半島
かめだはんとう

北海道南西部,渡島半島の南東端部にある半島。北は内浦湾,東は太平洋,南は津軽海峡にのぞむ。北から駒ヶ岳 (1131m) ,横津岳 (1167m) ,恵山 (618m) などの火山が並び,鹿部,磯谷大船,川汲 (かっくみ) ,湯ノ川などの温泉のほか,湖沼,海岸の風景美に恵まれている。沿岸水域でイカ釣り,アワビコンブの採取,養殖などの漁業が行われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

かめだはんとう【亀田半島】

北海道南西部を占める渡島(おしま)半島南部のうち東側を亀田半島,西側を松前半島という。半島の北部は内浦(噴火)湾,東部は太平洋,南部は津軽海峡をへだてて青森県下北半島に対し,南西端には函館市街地をのせる函館半島が突出している。半島は山がちで,駒ヶ岳,横津岳,恵山(えさん),函館山など火山が多く,これらの山地が海岸に迫り,集落は海岸沿いに形成されている。函館平野での稲作,園芸作物栽培のほか,駒ヶ岳山麓周辺の火山灰地ではスイカ,メロンなどが栽培されているが,半島の大半の住民は漁業に依存している。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕亀田半島(かめだはんとう)


北海道南西部、渡島(おしま)半島南東端を占める半島。南の津軽(つがる)海峡と東の太平洋とを分ける。函館(はこだて)湾を挟み、南西方の松前(まつまえ)半島に対する。渡島駒ヶ(こまが)岳・恵()山・横津(よこつ)岳などの火山があり、山地が海岸に迫る。半島基部南岸から函館半島が突出し、トンボロ(陸繋砂州(りくけいさす))となった地に函館市街地が広がる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

亀田半島
かめだはんとう

北海道南西部の渡島(おしま)半島は南部で東西に分かれるが、その東の部分をいう。西の部分は松前半島という。森町市街地と函館(はこだて)港を南北につなぐ函館低地帯の東部を占め、北は内浦湾、東は太平洋、南は津軽海峡に臨む。東北地方の延長部にあたり、新第三紀層を切って駒ヶ岳(こまがたけ)、横津岳、恵山(えさん)、函館山などの火山を噴出し、火山岩類が大部分を占める。山地を刻む河川はどれも短く、山地が海に迫るため平地は少なく、海岸、河川流域に限られる。漁業を主とするが、近年は出稼ぎ地帯となっている。[瀬川秀良]

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