国隆寺(読み)こくりゆうじ

日本歴史地名大系 「国隆寺」の解説

国隆寺
こくりゆうじ

「今昔物語集」巻一七(養造地蔵仏師得活人語)に寺名がみえ、因幡国高草郡野坂のさか郷にあり、当国の前の介である千包によって建立されたという。説話の内容は冥界訪問譚の一種で、国隆寺の専当法師地蔵菩薩木像を造らせていた途中亡くなったが、冥土で地蔵菩薩が現れて生返り、完成半ばの地蔵菩薩に彩色し、供養したというものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む