旺文社世界史事典 三訂版 「国際自由労働組合連合」の解説
国際自由労働組合連合
こくさいじゆうろうどうくみあいれんごう
International Confederation of Free Trade Unions
第二次世界大戦後に米・ソ協調の精神にもとづいて世界労連が結成されたが,マーシャル−プランの受入れをめぐって対立が生じ,世界労連が反対の方針を決めると,賛成派がイギリスの労働組合会議(TUC),アメリカのアメリカ労働総同盟(AFL)・産業別組織会議(CIO)を中心として結成した。AFL・CIOは1969年脱退し,82年に復帰した。1986年ポーランドの連帯が加盟し,141か国・地域から構成。
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