園頼三(読み)ソノ ライゾウ

20世紀日本人名事典 「園頼三」の解説

園 頼三
ソノ ライゾウ

大正・昭和期の美学者 同志社大学名誉教授。



生年
明治24(1891)年3月30日

没年
昭和48(1973)年1月3日

出生地
滋賀県大津

学歴〔年〕
京都帝大文科大学美学美術史学科〔大正3年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和25年〕

経歴
大正5年同志社大学講師、8年教授となり、文学部長、法文学部長を務め、昭和36年退官。同志社女子専門学校、京都府立大、京都市立美大などでも講義著書に「芸術創作心理」「怪奇美の誕生」「美の探求」などがあり、詩集もある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「園頼三」の解説

園頼三 その-らいぞう

1891-1973 大正-昭和時代の美学者。
明治24年3月30日生まれ。大正5年同志社大講師となり,8年教授。心理学的・現象学的な解釈からハルトマン,ハイデッガーらの存在論的美学にまで研究をふかめた。のち帝塚山学院大教授。昭和48年1月3日死去。81歳。滋賀県出身。京都帝大卒。著作に「芸術創作の心理」「美の探求」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android