土俵空穂(読み)ドヒョウウツボ

デジタル大辞泉 「土俵空穂」の意味・読み・例文・類語

どひょう‐うつぼ〔ドヘウ‐〕【土俵空穂】

《形が土俵に似ているところから》空穂一種。竹または葛藤つづらふじで編み大形に作ったもので、多くの矢が入る。

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精選版 日本国語大辞典 「土俵空穂」の意味・読み・例文・類語

どひょう‐うつぼドヘウ‥【土俵空穂】

  1. 土俵空穂
    土俵空穂
  2. 〘 名詞 〙 空穂の一種。数矢(かずや)多数はいるように全体的に太く大きくこしらえた空穂。穂や竈(かまど)を特にふくらませて餓鬼腹(がきばら)空穂ともいう。土俵。
    1. [初出の実例]「見よ水籠をかけられし軒〈凉葉〉 先はなは土俵靱の一縄手〈芭蕉〉」(出典:俳諧・袖草紙所引鄙懐紙(1811)元祿六年歌仙)

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