土川善澂(読み)ツチカワ ゼンチョウ

20世紀日本人名事典 「土川善澂」の解説

土川 善澂
ツチカワ ゼンチョウ

明治〜昭和期の僧侶(浄土宗) 知恩院住職



生年
元治1年9月4日(1864年)

没年
昭和5(1930)年3月3日

出生地
越前国福井(福井県)

経歴
13歳で得度。明治27年以来、浄土宗立の大学、専門学校などの教授校長を務め、44年明照大師の称号を受ける。のち本山副議長、大本山専修道場の上首、審議院議長を務めた。さらに家政高等学校長、大僧正、准司教を経て、浄土宗の最高学階である勧学に上り、昭和3年知恩院住職となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土川善澂」の解説

土川善澂 つちかわ-ぜんちょう

1864-1930 明治-昭和時代前期の僧。
元治(げんじ)元年9月4日生まれ。浄土宗。養鸕徹定(うがい-てつじょう)の法をうける。浄土宗執綱,宗教大学長,知恩院執事長などをつとめ,昭和3年京都百万遍知恩寺の住職になった。昭和5年3月3日死去。67歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。号は湛蓮社静誉見阿。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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