土忌(読み)ツチイミ

精選版 日本国語大辞典 「土忌」の意味・読み・例文・類語

つち‐いみ【土忌】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽道で、ある場所やある方角で、穴掘・動土・造営などの土を犯す工事を忌むこと。土公(どぐ)方・八卦方・大将軍方・王相方などのさまざまな禁忌があり、またやむを得ず工事を行なう場合には家人がしばらく他に居を移す、いわゆる方違(かたたがえ)を行なった。
    1. [初出の実例]「この大弐のつちいみに、旅所にありけるを」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む