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土公神 どくじんTu-gong-shen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

土公神
どくじん
Tu-gong-shen

中国の地を司る。現在は,台湾でも「土地公」の名で盛んに信仰されている。

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デジタル大辞泉の解説

どく‐じん【土公神】

陰陽道(おんようどう)で土をつかさどる神。春は竈(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にあって、その季節にその場所を動かせばたたりがあるとされる。つちのかみ。つちぎみ。どくう。どこう。どこうじん。

どこう‐じん【土公神】

どくじん(土公神)

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世界大百科事典 第2版の解説

どこうじん【土公神】

陰陽道系の神で,《和名類聚抄》には,土公とあり,春は竈(かまど),夏は門,秋は井戸,冬は庭にいる遊行神とし,《簠簋内伝(ほきないでん)》もこの説を踏襲する。土公は地霊的存在で,その所在を侵すとたたるとされ,平安時代以降陰陽師による地鎮の土公祭が行われた。現在では竈神の様相が強いが,四季の土用には土を動かすなとか,春秋の社日(しやにち)には土公神をまつるなど,地霊的側面もある。中国地方の民間ではロックウサンなどと呼ばれ,家の火所にまつられ,火や竈の神のほか農業神や家族の守護神とされる。

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大辞林 第三版の解説

どくじん【土公神】

陰陽道おんようどうで説く遊行神の一。春は竈かまどに、夏は門に、秋は井戸に、冬は庭におり、その期間にその場所を犯すとたたりがあるという。つちぎみ。どこう。どくう。どっく。土の神。土神どじん。地神じがみ

どこうじん【土公神】

どくじん(土公神) 」に同じ。

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世界大百科事典内の土公神の言及

【方違】より

…外出するのにその方角が禁忌とされる場合,前日に他の方角へ赴いて泊まり,そこから目的の地にゆくものである。方忌の根拠としては生年の干支である本命から個人的に凶方を割り出し,これを避けるものと,天一神(中神(なかがみ)),太白神,金神,王相,八将神,土公神などの諸神が遊行する方角や鬼門を忌む人々に共通のものとがある。前者は865年(貞観7)8月21日に清和天皇が東宮より内裏に移ろうとしたとき,天皇の本命が庚午で,東宮より内裏の方向である乾は絶命に当たるゆえ避けらるべきことを陰陽寮が上奏し,このためいったん太政官曹司庁に入っており,これが初例とされている。…

※「土公神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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