土手のお六(読み)どての おろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土手のお六」の解説

土手のお六 どての-おろく

歌舞伎の登場人物。
江戸日本堤(吉原土手)で引き手茶屋をいとなんでいたことのある女性。この土手で人を殺し,また伝法啖呵(たんか)でゆすりをする毒婦だが,根っからの悪人ではない。4代鶴屋(つるや)南北狂言於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」「杜若艶色紫(かきつばたいろもえどぞめ)」などの作品に登場。5代岩井半四郎が演じ評判となった。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「土手のお六」の解説

土手のお六
(通称)
どてのおろく

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
杜若艶色紫
初演
文化12.5(江戸・森田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の土手のお六の言及

【杜若艶色紫】より

…1815年(文化12)5月江戸河原崎座初演。配役は土手のお六・八ッ橋を5世岩井半四郎,願哲を5世松本幸四郎,次郎左衛門・伝兵衛を7世市川団十郎等。〈佐野八橋物〉の先行作には並木五瓶の《青楼詞合鏡(さとことばあわせかがみ)》などがあるが,南北はこれを書き直し,土手のお六,小三とその愛人金五郎を加えた。…

※「土手のお六」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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