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土星状星雲 どせいじょうせいうん

百科事典マイペディアの解説

土星状星雲【どせいじょうせいうん】

みずがめ座にある惑星状星雲。距離2300光年。太陽ほどの質量の星の進化の最後に外層が比較的緩やかに放出されたものだが,放出が等方的でなかったために,両側に明るい部分が伸びた土星状になった。

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世界大百科事典 第2版の解説

どせいじょうせいうん【土星状星雲 Saturn Nebula】

みずがめ座にある惑星状星雲。距離はこと座環状星雲とほぼ等しい2300光年で,全体で8.4等級と惑星状星雲の中では2番目に明るい。太陽程度の質量をもつ星の一生の最後に外層が比較的ゆるやかに放出され,そのガスが残された中心星によって輝いている。放出の際に環状星雲のように等方的になっていなかったので,両側に明るい部分がのびた土星状の星雲になった。視直径は0.’7×0.’4で,実直径は約0.5光年である。

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世界大百科事典内の土星状星雲の言及

【星雲】より

…そのガスは太陽質量の20%くらい,半径は0.1~2.0光年(6000~1万天文単位)で輝いている。太陽からの距離2000~3000光年以内の明るい惑星状星雲には,こぎつね座の亜鈴状星雲,みずがめ座の土星状星雲,こと座の環状星雲,おおぐま座のふくろう星雲などと,表面の模様によって固有名がついている。銀河系内に1000個余りが知られていて,いて座の銀河中心方向に数多く密集している。…

【みずがめ座(水瓶座)】より

…星座で目につくのは北辺にある4個の4等星(γ,ζ,η,π)でζ星を中心に3本の矢形を描くが,広い天域を占める割合には輝星が少ないので,星座の形はとらえにくい。この星座にある土星状星雲(NGC7009),らせん状星雲(NGC7293)は珍しい形状の惑星状星雲として有名である。概略位置は赤経22h20m,赤緯-13゜。…

※「土星状星雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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