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土肥二三 どひ じさん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

土肥二三 どひ-じさん

1639-1732 江戸時代前期-中期の武士,茶人。
寛永16年生まれ。三河(愛知県)吉田藩につかえる。のち京都岡崎に草庵(そうあん)をたて,風流に専念して余生をおくった。織田貞置(さだおき)にまなんだ有楽(うらく)流の茶の湯をはじめ,香道,挿し花,琵琶(びわ)にも長じていた。享保(きょうほう)17年1月6日死去。94歳。姓は土岐とも。名は豊隆。通称は孫兵衛。別号に自在軒。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

土肥二三

没年:享保17.1.6(1732.2.1)
生年:寛永16(1639)
江戸前期の茶人。土岐二三とも。名は豊隆,通称孫兵衛。生没年には異説もある。三河吉田の牧野成貞に仕え,物頭役200石。茶,琵琶,香にすぐれ,伽羅の名香や銘「杜鵑」の琵琶を所持した。茶の湯は織田貞置に有楽流を学ぶ。元禄3(1690)年致仕して京都岡崎に隠棲。「火宅ともしらで火宅にふくめしは直に自在の鑵子なりけり」の歌を作り,自在軒と号したという。近衛家煕,鷹司輔信らと交流,数寄者として知られた。

(谷端昭夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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