圧密(読み)あつみつ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

圧密
あつみつ

土は元来、土粒子実質部分と間隙(かんげき)とからなっており、間隙には水または空気、あるいはその両方が存在する。このような土や地盤に荷重がかかると、内部に発生する圧縮応力のため、土の間隙を構成する水や空気を追い出して土の体積が徐々に減少し、密な状態に変わる。これを圧密consolidationといい、地盤の場合は地表の沈下となって現れる。とくに間隙が水で飽和した柔らかい粘土地盤の場合は、地表に構造物を建設することなどにより圧力が加わると、地盤沈下は数年以上の長い期間にわたって続く。

[赤井浩一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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