デジタル大辞泉 「在籍型出向」の意味・読み・例文・類語 ざいせきがた‐しゅっこう〔‐シユツカウ〕【在籍型出向】 出向のうち、出向元と出向先の両方の事業主との間に雇用関係があるもの。出向中は休職扱いとなり、身分だけ残っている場合や、給与の一部を出向元が支払う場合など、さまざまな形がある。在籍出向。→移籍型出向[補説]出向の形をとりながら、実態は人材・労働力を提供する事業として行われている場合は、職業安定法が禁止する労働者供給事業とみなされる。→偽装出向 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「在籍型出向」の解説 在籍型出向 労働者が出向元企業との雇用契約を維持したまま、出向先企業と新たに雇用契約を結んで勤務する労働形態。「雇用シェア」とも呼ばれ、出向元と出向先との間には出向契約が締結される。業績が悪化したり人材余剰が生じたりした企業から別の企業に従業員を出向させ、雇用を守ることが可能であるとして、新型コロナウイルスの影響が長期化するに伴い注目を集めた。 (2021-2-12) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報