地磁気の逆転(読み)チジキノギャクテン

デジタル大辞泉 「地磁気の逆転」の意味・読み・例文・類語

ちじき‐の‐ぎゃくてん【地磁気の逆転】

地磁気南北が逆になること。岩石に残された熱残留磁化から、過去360万年間に少なくとも11回の逆転があったことが確かめられている。地磁気の反転地磁気反転

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精選版 日本国語大辞典 「地磁気の逆転」の意味・読み・例文・類語

ちじき【地磁気】 の 逆転(ぎゃくてん)

  1. 地磁気の南北が逆になること。岩石に残された過去の地磁気から、約二〇万年に一回割合地質時代になんども逆転がおこったことが確かめられている。現在と同じ状態の時を正磁極期反対の時を逆磁極期という。逆転の歴史海洋底縞模様として記録され、海洋底拡大説を証明する根拠となった。

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