地絡(読み)チラク

デジタル大辞泉 「地絡」の意味・読み・例文・類語

ち‐らく【地絡】

電気大地に逃がすためにつなぐアースのこと。

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精選版 日本国語大辞典 「地絡」の意味・読み・例文・類語

ち‐らく【地絡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土地のつらなり。地脈
    1. [初出の実例]「遂使仰望天経。虚柳中昏旦之時。俯尋地絡、斉陳処孟季之位」(出典本朝文粋(1060頃)三・詳春秋〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐隗囂伝〕
  3. 電気回路一部が、大地に電気的につながり、電路をつくること。

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普及版 字通 「地絡」の読み・字形・画数・意味

【地絡】ちらく

地脈。

字通「地」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の地絡の言及

【短絡】より

…短絡により,短絡以前に出ていた電圧はほぼ0となり,短絡地点には大電流が流れることが多い。 電源,送電線などの線間短絡,三相回路の2線が短絡する相間短絡,1線と接地との間の短絡である地絡,電気機器のコイルなどでの層間短絡などの事故が起こると,過大な短絡電流が流れる。短絡電流の定格電流に対する倍率は短絡比と呼ばれ,交流回路では主としてリアクタンスで決まる。…

※「地絡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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