坂口忠興(読み)さかぐち ただおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂口忠興」の解説

坂口忠興 さかぐち-ただおき

1635-1730 江戸時代前期-中期武士
寛永12年生まれ。備前岡山で叔父の坂口勝清に養育され,経学をまなぶ。江戸で伊予(いよ)(愛媛県)大洲(おおず)藩主加藤泰興(やすおき)につかえ,心流槍術をおさめる。のち岡山藩につかえ,藩校教官となり,槍術の師範役をかねた。享保(きょうほう)15年11月2日死去。96歳。伊予出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android