坂崎侃(読み)サカザキ カン

20世紀日本人名事典 「坂崎侃」の解説

坂崎 侃
サカザキ カン

大正・昭和期の哲学者



生年
明治27(1894)年3月23日

没年
昭和40(1965)年8月8日

出生地
高知市

学歴〔年〕
東京帝大哲学科〔大正9年〕卒

経歴
松山高等学校、浦和高等学校、東京文理科大学各教授ののち、東京教育大学、千葉大学、東洋大学各教授を歴任。昭和12年文部省在外研究員としてドイツ留学、東京文理大で最初科学哲学を開講した。科学哲学研究の先駆者著書に「論理学」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂崎侃」の解説

坂崎侃 さかざき-かん

1894-1965 大正-昭和時代の哲学者。
明治27年3月23日生まれ。坂崎紫瀾(しらん)の長男。旧制松山高,旧制浦和高,東京文理大,東京教育大,千葉大などの教授をつとめた。その間,ドイツで科学史などを研究。東京文理大では日本ではじめて科学哲学を講義した。昭和40年8月8日死去。71歳。高知県出身。東京帝大卒。著作に「範疇(はんちゅう)論」「論理学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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