坂東豊三郎(読み)ばんどう とよさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂東豊三郎」の解説

坂東豊三郎 ばんどう-とよさぶろう

?-1775 江戸時代中期の歌舞伎役者
初代坂東彦三郎の門下享保(きょうほう)のころ京坂で若女方として活躍。元文3年(1738)江戸にいき立女方,寛保(かんぽう)元年大坂にもどって立役(たちやく)に転じ,のち作者をかねた。容姿にすぐれ,和実をよくした。安永4年死去。筆名は豊田一東。俳名は豊睡,東朝。別名万屋(よろずや)豊三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android