デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田平一」の解説 坂田平一 さかた-へいいち 1844*-1908 幕末-明治時代の漆工。天保14年12月20日生まれ。出雲(いずも)松江藩主松平家の駕籠(かご)塗職をつとめていたが,明治維新で失職。明治19年ごろ絵師の室田湖山や彫刻家の荒川亀斎らの協力で「八雲塗」と称する独自の塗り手法による中国風の漆器を創案した。明治41年1月死去。66歳。本名は平市。号は松遊斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例