坊野間県立自然公園(読み)ぼうのまけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「坊野間県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

坊野間県立自然公園
ぼうのまけんりつしぜんこうえん

鹿児島県南西部,薩摩半島南西岸のリアス海岸を中心とする海洋自然公園。面積 23.40km2。 1953年指定。野間半島から枕崎市の花渡川 (けどがわ) 河口までの海岸線屈曲に富み景勝地が多く,ソテツ (蘇鉄)自生地 (国指定特別天然記念物) など南国情緒にあふれる。遣唐使船の発着地として栄えた南さつま市坊津を中心に,史跡も多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 蘇鉄

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android